7.ナビゲーターから伝えられる道順

道なり走行

左はダート、右は舗装路(拡大

 

  上記のような場合は今まで舗装路を

  走って来ているので、右の舗装路に

  進むのが正解となります。

  このようにコマ地図に記載の距離に

  辿りつく前に出てくる交差点や、

  分かれ道は、この「道なり走行」を

  守って進むことになります。

  コマ地図の見方が理解できたら次は、それがナビゲーターからどう伝えられるか?

 ここでは、各コマ地図がどのようにナビゲーターから伝えられるかをご案内します。

 

 まずはコマ地図を利用して走る場合、コマ地図に記載されている事項以外に、

 以下のような基本的に守るルール(法則)があります。

 

 「道なり走行」 特にコマ地図によって指示が無い場合は走っている道に対して、

 道なりに進むことになります。ドライバーはナビからの指示が無ければ常に

 道なり走行をすることになりますので、しっかりと理解してください。

 道なり走行は以下のような定義になっています。

 

 ・ センターラインの続いて行く方に進む

 ・道幅の同じ道へ進む

 ・路面状況の同じ方向へ進む(ダート→ダート・舗装路→舗装路など)

 

 これを理解した上で、コマ地図に記載されている距離を走ると、

 その距離付近にコマ地図に記載されているのと同じ交差点の形状の

 道が現われるはずです。

 これを事前にどちらに曲がるのか?それとも真直ぐ行くのか?を

 ドライバーにナビゲーターが伝えることになります。

 伝え方は、必ずこうしなければならないということはありませんので、

 ナビゲーターと理解しやすい伝え方(言い方)を決めれば良いのですが、

 初めてのコンビでも解りやすくて単純な方法を案内します。

 

     

  十字路   T字路    Y字路   五叉路

     

  ト字路  逆ト字路  イ字路  逆イ字路

 

方向に関する情報

   

 

 コマ地図に出てくる基本的な交差点形状

 

 左の図がコマ地図に出てくる一般的な交差点の形状と、

 その読み上げ方(読み方)になります。

 特殊な交差点形状や、「ミスコース注意」などの注意事項のある交差点は、

 言葉を足してナビゲーターに伝えてもらったり、余裕があれば、そのコマ地図を

 覗き込んで見るのも良い方法かと思います。

 

 左記以外にもT字路を「ドンツキ」と言うなど他の読み方もありますが、

 混乱しないようにとりあえず、1種類のみご紹介しています。

 読み方は決まっている訳ではありませんので、各クルーが自分たちの

 解りやすい伝え方をすれば良いのです。

 

 

 目標物や交差点の進行方向を伝える際に付け足す「方向情報」

 

 こちらは目標物(カーブミラーや看板など)の交差点上にある位置を伝えます。

 「右奥」、「左奥」、「右手前」、「左手前」などが一番解りやすいかと思います。

 また、目標物だけではなく左記のト字路で直角ではなくヘアピンカーブのように

 少し戻る感じのト字路などで、「ト字路を右手前に進め」と言った

 進行方向を解りやすく伝える為にも使用できます。

 

では、次のページで実際のコマ地図を利用してナビゲーターからどのような感じで読み上げられるかをご案内します。

                             

 

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